___________________________________
みずほ銀行は1日、前日に発生したシステム障害で停止した現金自動預払機(ATM)やインターネットバンキングの取引が全面復旧。
みずほ銀行は1日、前日に発生したシステム障害で停止した現金自動預払機(ATM)やインターネットバンキングの取引が全面復旧したと発表した。一時は全国の同行ATMの半数以上に当たる4318台が停止。預金が引き出せなかったり、キャッシュカードや預金通帳がATMから戻ってこなくなったりする被害が発生した。
藤原弘治頭取は記者会見で「顧客対応が不十分だった」と認めた上で、「ご不便ご迷惑を掛けた。深くおわびする」と陳謝した。
みずほは、2002年の発足直後と11年の東日本大震災後に大規模なシステム障害を起こしている。19年には銀行業務の基幹システムを全面刷新したにもかかわらず、再び大規模障害を引き起こしたことで信頼の低下は免れない。
金融庁は銀行法に基づく報告命令を出し、行政処分も視野に障害の原因や発生後の顧客対応などを厳しくただす方針だ。
システム障害は2月28日に発生。ATMにカードや通帳が取り込まれた預金者からの問い合わせが殺到し、長く待たされた人もいた。
同行は、システム障害の原因について、定期預金取引のデータ移行作業で不具合が生じたと説明している。
顧客への対応では、ATMにカードや通帳が取り込まれた預金者に連絡して返却を急ぐ。また、稼働していたコンビニエンスストアのATMなどを利用して出費を余儀なくされた人に対し、手数料を全額負担する。(時事)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
顧客は、緊急時。さて、何処のATMが、すでに復旧稼働してるか。わからないだろう。
現場の無人ATM店舗も、複数台設置と単数では、待ち時間。現地へ行って見なければ。殺到してる顧客の行列を、眼のあたりにするだけである。
驚いたは、鉄道の相互乗り入れではないが。業務提携してるは、カバーしてるようだ。
止む無くコンビニエンスストアのATM利用の顧客に対する、手数料返還の事後処理。
担当員、何時やるのでしょうか。徹夜作業でしょうかね。
________________________________________________________________________
________________________________________________________________________
金融庁が、みずほ銀行と親会社のみずほフィナンシャルグループに対し銀行法に基づく報告命令。
金融庁が、システム障害を起こしたみずほ銀行と親会社のみずほフィナンシャルグループに対し銀行法に基づく報告命令を出したことが3日、分かった。通帳やキャッシュカードが現金自動預払機(ATM)から戻らず、店頭で長時間待たされた顧客が多数出た事態を重く見ており、障害が発生した原因や経緯とともに、発生後の顧客対応について詳しい報告を求める。
今月末を報告期限とした。今回のシステム障害では、通常よりも多いデータ処理を行うにもかかわらず、容量増設などの手当てをしなかったことや、発生後の迅速な対応が取れなかったことなどが問題視されている。
麻生太郎金融相は2日の閣議後記者会見で「年度末で忙しかったとか、機械のシステムを入れ替えた途端に止まったとか、そういうのはプロとしてはいかがなものか」と指摘した。金融庁はみずほ銀に対し、再発防止策の徹底を求めるほか、報告内容を考慮した上で行政処分が必要かどうかを精査する方針。
みずほ銀では、2002年、11年にも大規模なシステム障害が発生し、金融庁はいずれも業務改善命令を出した。(時事)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
_________________________________________________________________________
_________________________________________________________________________
みずほ銀行は4日、(ATM)の大規模障害、デジタル口座への移行に向けた口座情報の移し替え作業が原因。
みずほ銀行は4日、2月28日に発生した現金自動預払機(ATM)の大規模障害について、デジタル口座への移行に向けた口座情報の移し替え作業が原因の一端だったと明らかにした。同行は1月に、紙の通帳を発行しないデジタル口座サービスを開始。コスト削減や利便性向上に向けデジタル化を急ぐ中、システムに過重な負担をかけた可能性がある。
移し替え作業は2月下旬から3月上旬まで6回に分けて終わらせる予定だったが、今回のトラブルを受け、実施時期を改めて判断する。
みずほ銀は1月18日から、新規口座開設時の紙の通帳発行を有料化するとともに、通帳を発行せずにインターネット上で取引明細の確認などができるデジタル口座「みずほe―口座」の取り扱いを開始。これに伴い、1年以上記帳のない口座を順次デジタル口座に移行している。
2月28日に発生した今回のトラブルは、この移行作業がきっかけとなって発生した。みずほ銀によると、通常のデータ更新作業25万件にデジタル口座へのデータ移行作業45万件が重なり、基幹システムの容量不足に陥った。
みずほ銀は3月3日までに、今回のトラブルでATMに飲み込まれたキャッシュカードや預金通帳5244件のうち、9割超を返却。ただ、一部に連絡が取れない顧客がいるなど、500件ほどが返せていない。
また、3日夜に発生した別のATM障害について、停止したATM29台に飲み込まれたカードや通帳は29件あったと明らかにした。4日午前10時時点で過半を返却した。(時事)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~