民族 ✖ 宗教。その構図なのだろうか。その２
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戦死した兵士たちの葬式が執り行われた。１０００人の参会者は、午前二回、午後一回に渡って、別れて、祈った。
その教会は、その種の儀式には、歴史と実績があって。戦争孤児たちも、扱う。
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スラブ系三兄弟、の内輪ケンカ。と呼ぶには、余りに悲惨で残酷。
それで、ならば。侵略した側が、ロシア正教を取っているならば。
被害を被った側は、同じ宗門で、葬送を執行するはあろうはず無い。
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比較する失礼を許していただこう。
「赤穂義士」は、泉岳寺。「佐倉宗吾」は、東勝寺。共に、将軍家徳川の宗門とは、違う。
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それで、余談だが。「宗吾御一代記館」の、菊人形。あれは、どうして、菊なのであろうか。
皇室のご紋章が、菊であり。靖国神社の本殿片側に、恒例の奉納菊花品評会があるは、周知の行事。軍艦の船首に観るも、同じ。
庶民農民からすれば。菊人形の装いは、武家の殿様から、隔絶して。皇室と農民が、共闘スクラム組んだ。その年貢米を収める者側からの、思い。そうとしか、思えませぬ。
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刑場にて。磔刑と、幼児を含む、五人を極刑に処したは。如何なる怨嗟、理由に依るものなのか。
当時、さして年月は経てない。三代将軍家光公臨終の折。彼の竹馬の友たる、佐倉藩堀田公。共に死んでくれ、と言われた。これって、今で云う、無理心中の類だろう。大奥に、豪華飽食三昧。それは、寿命減るわな。それを、将軍の威光を笠に、無理難題。
断り切れん。御家断絶、家臣が路頭に迷う。
そういう史実を、見るにつけ。
その藩の家来武士たち、後生忘れはせぬ。これも、また武士道残酷物語。
代々家訓として。口承されたに相違ない。
そういう背景があって。名主が、干ばつ飢饉に抗議したからとて。悪家老が指図の、年貢米徴収係のピンハネがあったにせよ。
まさか、時の将軍に直々公訴するなど。将軍家への、末代までもの怨嗟が、思い出され。その矛先が、ひとり磔刑が名主。のみならず、彼が幼き子息らまでも。
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それで。やはり、ローマ教皇と、ロシア正教総主教。彼らも、集会の磁場が異なっても。参集して、協議することになるんでしょうね。
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ここは、ローマン・カトリックと、サンクトペテルブルクがある国のロシア正教とに、
はなはだ距離がある。
数日後に、日本に、戦争中のウクライナが、その大統領が大画面で、話しかけて来る。
その訴えを、素直に拝聴する心算だ。
アーメン
