かいふう

近未来への展望や、如何に。

高齢化社会の到来.その4

内閣府は30日、高齢者の生活と意識に関する国際比較調査を発表した。

携帯電話や簡易型携帯電話PHS)で家族や友人らと連絡を取る日本の高齢者の割合は28・0%で、2000年度の前回調査の13・4%から2倍以上に増えた。

米国や韓国などでは日本以上に普及が進んでいる。各国の高齢者の間で急速な「IT化」が進んでいることがうかがえる。

調査は1980年度から5年ごとに実施しており、今回は2005年11月〜06年2月、日本、米国、韓国、ドイツ、フランスの5か国で60歳以上の男女約1000人から回答を得た。

携帯電話などで連絡を取る高齢者の割合は、米国47・2%(前回21・7%)、韓国52・7%(同18・0%)、ドイツ39・8%(同16・9%)だった。今回初めて調査したフランスは45・4%だった。日本で情報機器を使わない高齢者は64・7%で、前回の78・9%から14・2ポイント減少したが、5か国の中で最も高かった。(読売)