かいふう

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独占禁止法違反(不当な取引制限)で、ブリヂストンと横浜ゴムへの立ち入り検査。

石油をタンカーから貯蔵施設に移す際に使われる「マリンホース」の販売をめぐり、価格カルテルを結んでいた疑いが強まり、公正取引委員会は7日午前、独占禁止法違反(不当な取引制限)で、ブリヂストン(東京都中央区)と横浜ゴム(港区)への立ち入り検査を実施した。

マリンホースをめぐってはブリヂストンなど日欧の6社が、国際的な価格カルテルに関与した疑いがあるとして、米司法省がブリヂストン本社の化工品海外部部長ら6社の計8人を逮捕(ブリヂストン部長は保釈済み)している。

関係者によると、マリンホースは、洋上のタンカーから沿岸部の貯蔵施設に石油を送り出すゴム製ホースで、国際的な市場規模は年間約150億〜200億円に上るが、世界的にメーカーは限られているという。

米司法省の調べでは、国際カルテルは、少なくとも1999年から米国フロリダ州やロンドンなどで、入札情報を交換したり、落札者を選定したりする形で繰り返されていた。カルテルの仕切り役は英コンサルタント会社で、各メーカーは調整の謝礼として年間約5万ドル(約600万円)を支払っていたという。

国内では、ブリヂストン横浜ゴムの2社が製造しており、公取委は2社への調査に着手。国際的な価格カルテルについては、米司法省のほか、英公正取引局や欧州委員会なども調査を進めており、公取委は今後、海外当局と連携して国際カルテルの実態解明も進めるとみられる。ブリヂストン横浜ゴムは「公正取引委員会の調査には全面的に協力する」としている。(読売)
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ブリヂストンがファイアストンをどうのこうの、はもうとっくの昔の話ですわな。