かいふう

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改正パートタイム労働法が可決。

正社員並みの労働条件のパート労働者について、給与などの面での差別的待遇を禁止することを柱とした改正パートタイム労働法が、25日の参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。来年4月1日から施行される。

同法は、再チャレンジ支援策の一環として位置づけられ、<1>職務内容や勤務時間の長さが正社員とほぼ同じ<2>契約更新を繰り返したり、雇用期間が限定されていない――などの条件を満たすパート労働者については、賃金や福利厚生など、すべての待遇面で正社員との差別を禁止した。厚生労働省によると、こうした「正社員並みパート」は、約1200万人とされるパート全体の数%程度いるという。

パートを雇う企業に対しては、社内で正社員になるための応募の機会を設けるなど、正社員への転換の機会を義務づけた。(読売)