かいふう

近未来への展望や、如何に。

結核研究所からの報告。

kaihuuinternet2007-07-31

世界保健機関(WHO)が警戒を呼びかけている超多剤耐性結核菌(XDR―TB)に、国内の慢性の結核患者の約4割が感染していたことが、結核研究所の調べでわかった。

こうしたデータは過去になく、改めて薬の適切な使い方が問われることになりそうだ。30日開かれた厚生科学審議会結核部会で報告された。

昨年10月に、WHOは、第1選択として使われる2種類の結核薬が効かない結核を「多剤耐性」、さらに2種類以上の薬が効かない結核を「超多剤耐性」と定義し、治療の難しいXDR―TBの対策を強化するよう世界に求めた。(読売)