かいふう

近未来への展望や、如何に。

海自初の「ヘリ空母」、新護衛艦「ひゅうが」の進水式。

海上自衛隊護衛艦としては最大級となる新しいヘリコプター搭載護衛艦命名進水式が23日、横浜市磯子区のアイ・エイチ・アイマリンユナイテッド横浜工場で行われた。

甲板が広く、ヘリの運用能力が高いことから海自初の「ヘリ空母」とも言われる護衛艦で、名前は「ひゅうが」と発表された。

「ひゅうが」は、基準排水量1万3500トン、全長197メートル、最大幅33メートル。艦首から艦尾まで平らにつながった「全通甲板」で、空母のような形状が特徴。対潜水艦作戦を主な任務とし、哨戒ヘリ3機がほぼ同時に発着できるほか、大きな格納庫も備え、甲板上と合わせて最大で11機を搭載できる。また、高度な情報通信機能を備えているほか、輸送ヘリなどの発着も可能で、大規模災害や海外任務での活躍も期待される。

名前は宮崎県地方の呼び名から採用した。旧日本海軍にも、第2次大戦中に海戦に参加した同名の戦艦「日向」がある。

今後は約1年をかけて対空ミサイルや高性能20ミリ機関砲などの武器を装備し、来年度末に就役する予定だ。

この日は、約4000人の見学者が集まり、巨大な船体がゆっくりと進水すると、大きな拍手が沸き起こった。(読売)
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最新鋭艦が進水をお祝いする。国防とは、緊急時、然るべき体制を即座に組み、防衛意識を保持するを誇示すること、これ必要。

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少年時、10センチ程のプラモデルで、航空戦艦「伊勢」をつくった。
戦艦「日向」は、その二番艦。後部主砲が撤去され飛行甲板になった。
子どもごころに、ミッドウェー海戦での主力空母4艦喪失で、急遽改装されたんだろうは合点した。下宿先が戦争未亡人が家主だと、多感な少年はかくも影響される。そのひとり娘が二十歳の美貌だと更にだろう。
ある晩、改装なった玄関の扉をあけたら、眼の前にお姉さんが居る。腰掛けて、靴を磨いてる。数十センチの間隔しかない。匂うがごときその横顔。すぐ階段を駆け上がった。数日して、玄関の扉をあけたら、その時と同じ白に青模様が点在の曲線ある洋風サンダル。足裏の体温を視た。
「みずうみ」を机上の本棚にはさみ、思慕することを学んだ。
「若きウェルテルの悩み」も買ったけど、若い時何もなかったんだから、再会も何もないよな。