かいふう

近未来への展望や、如何に。

「池田晶子」の著作から、入試問題。

かなり以前、紙面の週末に、国語教室というのがあって、合気道と仏教の方の著作から、引用した文章で、どこぞの入試問題だったとおもうがありました。
今回、池田晶子さんの「知ることより考えること」より、某付属中学校のやはり入試問題で、それが気になり、設問を解いてみました。七問中、正解四問で、こんな難しいのを、中学入試でやるのか、と。
それで、その文章中に、『それが、あれらのブログなる自己顕示の無内容だろう』というのがあって、ドキッとして、ブログに※がついて、その説明書きが、
個人の体験談や日記をインターネット上に公開したもの、
と載ってました。

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あぁ、いいんだ。自分のそれは、その定義に当てはまっている。

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池田晶子さんの名は、デビュー作だかの、14歳で哲学する少女、が居るんだ、という印象が強く残っていて、それで、先日急逝した、という記憶もあった。
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『解説と答え』には、出題者の、
『ただ、池田晶子さんの「自分」についての認識は現代哲学の常識からははずれるので、一般の読者にはそこがかえって面白く読めたのではないでしょうか。』
『現代哲学が言う「自分」は「他人」との違いのことでした。しかし、池田晶子さんの言う「自分」は単独にそこにいる「自分」のことです。』
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自分が、ブログに書く「自分」は、戦時の一兵卒のもの言い、から使っている。

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池田晶子さんは、小林秀雄とか、埴谷雄高とか、自分がかって関心を持った人を挙げている。
彼女は、現代では稀な女流哲学者だし、数ある著作を世に残した。
それは売れれば、印税が入るものだろう。
彼女は、自分より若く生まれ、先に逝った。関心は、その死の病は何だったか。

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しかし、自分は、ハンドルネームでしか、ブログを残さない。
それも現在、本にするか、出来るか、悩んでいる。
せいぜい、無料配布で、渡す相手を選別する悩みもあるだろう。