かいふう

近未来への展望や、如何に。

圏外編。その2-1 『トマスの福音書』の真贋、もしくはその採否、を巡る対峙。

イエス

プロテスタントが携帯する[聖書]には、おそらく『トマスの福音書』は記載無い。これが発見された当時以降。カトリックは、採用。つまり認知した訳でしょう。しかし、プロテスタントは、その逆。つまり【贋物】と判断した訳でしょう。趨勢として。文献学上、学術的に、その学会の権威者たちが、それぞれのキャリアと詳細な分析で、各々結論を出した。しかし、部外者からの推測だとしても。カトリック教会が解答は、その書物が本物である。その判断の最終責任者は、発見公開当時のローマ法王、彼ですよね。「正統と異端」、そんな本も出たな。その書物を、カトリックプロテスタントは、各々峻別し、末端の教会まで指示したのでしょう。