若い保育士の死。
これだけならば。単なる事実で、済む。しかし、私の見方、考え方からは。
【殺害】された被害者ならば。話が違ってくる。恐ろしい真実だ。
事実と、真実との、相違だ。
故に、斯様な事件の捜査員は、公的機関の職員が担当し。国家として、専門の訓練された署員によって。迅速かつ緻密に対応され、解決に向けて、昼夜を問わず、捜索される。
被疑者とか、容疑者とか。その呼称は、その過程において、それぞれ使用される。
今回、警視庁は、周辺の設置防犯カメラ等から、逮捕に踏み切った。地域住民に、その生活に支障なきよう。犯人とおぼしきは、容疑否認のまま。
逮捕者は、職場の同僚だそうだ。手口は、空き巣専門の如きだが。それは、特定されないが為の、偽装工作らしい。同じ年代、顔を見られたからには、咄嗟でも、それに至るだろう。
犯行動機だが。職業柄、若い女の保育士の方が、乳幼児を扱い易いのでは。
被害者は、現場の主任でもある。近近結婚ともなれば。異性の同僚として。片思いの歪んだ感情。それもあってか。
法の支配とは。犯罪者は隔離すべきだからである。容疑者本人の口から、「間違いありません」という自白をもって。納税者国民の傍聴者を含めた公開裁判にて。その犯罪の非道と、二度とあってはならない。それを、広く周知徹底するが。法治国家の務めであり正義、国民の安寧と自由の所以。
真犯人か否か。それは、裁判所とそれに係わる専門家に任せて。
地域住民にして、納税者たる者。どうすれば、若くして【殺害】された被害者。
その彼女に。
余りマニアっぽくなっても。
それで。せめて、その名と、その命日を、記憶する。照井津久美、32歳。