或いは、世界の古典文学.その1
「冬将軍とは、創造主が、侵略者に対する、抗戦する側に組する援軍であって。誰かのニックネームであろうはず無い。」
この日が、誰の日なのか。そして何の日なのか。
この日が、本人の誕生日の、彼女は気付くでしょう。
私にとって。「私のナターシャ」の日、であります。
クリスチャンである事が、ありがたいのは。広義において。
例えば。世界の文学にて。「戦争と平和」を読めば。原作者のレフ・トルストイが。彼もクリスチャンであることを知れば。当然、彼の描いた代表作のひとつ。
ナターシャがヒロインで登場する「戦争と平和」も、生き延びる主要人物の多くは、クリスチャンであろう。と、推測する。それが、クリスチャンだからです。
歴史的大河小説で、しかも原作者が母国。ロシアが国難の当時を題材の長編ですから。
受験勉強の年代の若者には、恰好の受験科目の、副読本ですね。
しかも、その当時ロマノフ王朝時代の社交界から風俗やら流行も含めて。ヨーロッパに出現した、軍事天才の他国への侵略戦争。被害者側からの、冷静客観的視点。相応しい素材です。
祖国本土防衛のロシア軍最高司令官クトゥ―ゾフも、冬将軍ではなかった。
歴史、と文学が。如何に相違があるか。その1。はっきりします。
しかし、彼がこの作品執筆を決断する為には。故郷を、今で云えば、大地主の息子を離れて。軍人生活を経て。サンクトペテルブルクに出て、同人誌でツルゲーネフ等に会い、互いに切磋琢磨する、文筆修行が要りました。
作品の前半の白眉。ボルコンスキーは軍旗を持ったまま。敵軍の総大将ナポレオンが、仮死状態の彼を見て。「見事な死に様」と称するを、耳にします。
読んで、数年後。学生のクラブ活動で、「私のナターシャ」に隣で手をつないでもらった。その劇団歌(^^♪の輪になっての合唱。その数分間は、ヘッセの「青春は美(うるわ)し」です。その前年には、校旗を持って、行進。ボルコンスキー役ですね。
カトリックがミッション出の美少女。ナターシャがピエールと後年結婚、を知るは。
確信犯の類とは、呼ばないでしょう。
20代のありふれたロマンチシズム、に他なりません。
サザエさんの、4コマ漫画の様に。もう、起承転結、は過ぎました。
それらのシーンは、すでに見ました。
驚いたは、イメージ通りに、動いた。その事です。
昨今は、「水森亜土美術館」の都内出店に、子連れ所か。孫の手を引いて、グッズを買いに来てるイメージ、ですね。
アーメン