かいふう

近未来への展望や、如何に。

ある日

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紋黄蝶


これが、パラリンピックだ!!

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両上肢無くとも、バタフライが泳げる。

 

確率論者である私は。出会う、確率を問う。

都会の、駅前へ出る車道。道幅は、狭い。交番と、横断歩道が信号もあるので。

その間は、車速は出せない。しかも、その片道。工事で、三角帽子の列で、規制してる。

その規制されたアスファルト面、子供らしきちいさな紋黄蝶を見た。水分補給らしい。

持参してた空ペットボトルに足した水道水を、そのちいさな🦋に、路面に流した。

もともとが、吸蜜用口管であるからして。水面表には、不向きなのか。あえて、泥に差し込む姿勢。

歩道のマンション玄関口横には、ちいさな花壇に、数咲く花。

そのマンションに入った老婦人も、野菊の図柄のワンピース。声掛けたら、紋黄蝶に目線を向けてくれ、会話もした。

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紋白蝶と紋黄蝶。前日視た、両肩先皆無の青年スイマー。

オリンピックとパラリンピック。偶然出くわせた、イメージが重なった。

本当に、彼は両足がキックだけで、50メートル泳げるのだろうか。

いや、泳げるからこそ。表彰台もメダルも、用意してある。

両羽が無い蝶々は、生きていけないだろうけど。

両腕が無くとも、彼は水上水中を、前進できるのだ。

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知人に、中学時代から、プールでバタフライを泳いでいた彼がいた。

その伴侶が、島出身の方で。彼の豪快な泳ぎっぷりを見ては、恋仲になっても、自然だな。何処で知り合ったのだろうか。