「若者たち」を視聴した、年代。
そして、世代。
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山本圭さんが死。
名優が、インタビュー時の「微力ながら。」決めぜりふですね。
テレビドラマなんでしょうね。14インチのモノクロ画面。クローズアップで撮れば。
自ずと、出演者が顔の表情。演技の上手さ、視聴者を引き込む力量。回を追うごとに、判りますからね。
家族が話なので。そりゃ、意思疎通は、小さなテレビ画面。いや応にも、迫ってきました。食事時間でも、視られたのです。
それにしても。集中度が高かったのは、同じ劇団が、仲間同志。
田中邦衛演じる長男が職業、思い出さずとも。次男役の橋本功演じるトラック運転手。
これは、わかりやすかった。スポーツマンタイプの角刈りで、仕事帰りが汗を顔に、気弱な末っ子を、眼力で諭す。
そんな橋本さんが、先に逝かれて。
それでも、あの東宝は「沖縄決戦」、将兵役で、出演されてたのですね。
親父代わりの、口角泡飛ばす田中さんと、母親代わりが佐藤オリエの、家族全員が洗濯物を投げられての、大声で泣きだす。
山本圭さんが三男。私は、身近に感じて、観てました。
年代は、末っ子松山省二。しかし、理屈で台詞を兄弟に連発の、山本圭三男は、脚本山内久をよくこなしてました。
脚本陣も、そうそうたるメンバーでした。みんな、気合入ってました。
三大劇団が新進と、気鋭のテレビ局演出家の、斬新なコラボ。10代後半の若者ならば。願っても無い、当時稀有な番組だったでしょう。
毎回ゲストの俳優陣も、豪勢。それだけ、よりドラマチックに、視れる。
活気あふるるテレビ。視ては、その主題歌をBGMに、ひとり夜道闊歩してました。
「銀色の道」(^^♪もあった。
その後。女子篇の「なかよし」も、放映されて。倍賞千恵子、栗原小巻、佐藤オリエさん主演で、製作されて。話の筋よりも。三女優が共演で、続けて視聴。
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劇場盤は、視ず。山本圭さんが演じる、学生のデモや、集団のシーン。
数年後は実際、眼前で生で見てて、台風は目の中。スクリーンが大画面といえども、視る時間が無い。
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社団法人シナリオ作家協会主催の講座。講師のひとり、森川時久監督とも、直談判がごとき対面で、プロが真っ黒なサングラスで対座。親のスネかじって。
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2000年以降の、リメイク版。視てません。
世代交代ですから。