かいふう

近未来への展望や、如何に。

ある時代

日の丸

 

「哲学のノーベル賞」、受賞は日本人。

この国は、どうなるのだろう。

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「哲学のノーベル賞」受賞は、アジアでは初。

哲学者の柄谷行人さんが「哲学のノーベル賞」といわれるバーグルエン哲学・文化賞を受賞した。米カリフォルニア州シンクタンク、バーグルエン研究所が2022年12月8日、発表した。アジアでは初めての受賞者だという。

賞金は100万ドル

柄谷さんは1941年生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学大学院人文科学研究科英文学専攻課程修了。法政大学教授などを務めた。

文芸批評からスタートし、哲学・思想など幅広い分野の研究や評論で知られる。『畏怖(いふ)する人間』『日本近代文学の起源』『探究Ⅰ』『探究Ⅱ』『隠喩としての建築』『世界共和国へ』『世界史の構造』『哲学の起源』『力と交換様式』など多数の著書がある。

朝日新聞によると、同賞は、バーグルエン研究所の所長で慈善家のニコラス・バーグルエンさんが2016年に創設。「急速に変化していく世界のなかでその思想が人間の自己理解の形成と進歩に大きく貢献した思想家」に毎年授与している。

ノーベル賞には哲学部門がないので、同賞は「哲学のノーベル賞」とも呼ばれているという。

柄谷さんの受賞理由は「現代哲学、哲学史、政治思想に対する極めて独創的な貢献」。賞金は100万ドル(約1億3700万円)。

海外でも客員教授

日本の人文科学系の研究者は、主に日本語で論文を書くため国際的に注目される機会が少ない。

しかし、柄谷さんは海外でも長く研究生活を送り、英文の論文も多い。米国のイエール大学コロンビア大学客員教授を務めるなど、国際舞台での活動も目立つ。このため、日本人のノーベル文学賞選定に関して、影響力を持っているのではと見る向きもある。

大江健三郎さんとは1990年代に対話を続け、のちに『大江健三郎 柄谷行人全対話 世界と日本と日本人』(講談社)として単行本化されている。

2005年から朝日新聞の書評委員。最近では『旧約聖書がわかる本 〈対話〉でひもとくその世界』(河出書房新社)、『新しい国境新しい地政学』(東洋経済新報社)、『遊牧の人類史 構造とその起源』(岩波書店)などの書評を担当している。

近年、日本では「文系」に対する風当たりが強く、一部では「不要論」まで出ている。それだけに柄谷さんの受賞は、文系研究者にとって大きな励みになりそうだ。

J-castニュース

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再掲。ゲーテ箴言。「哲学は、成熟した理性。それを、ロゴスで表す。」

彼は、博物学者でもある。「汎神論」だから。至るところに、神を見出す。

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批評、批判が類い。ジャーナリズム、って。そういう類いなんでしょうよ。

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その個人が、素質、資質。自己実現が為には。すぐれた教育者が、その若き人材をば。

各々のそれを、観察、見抜いて。その進路決定に、示唆を与える。

批評家、評論家が存在意義を。問われるなら。

文学、小説を創作する想像力より。彼らが仕事、それを評価、読者に案内せしめて。

業界がレベルを高め、牽引する役目。

受賞者柄谷行人さんも、文芸から、旧訳聖書。そして地政学。新世紀へ向けて、来られた。

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