かいふう

近未来への展望や、如何に。

祝日

 

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日の丸

新たに天皇陛下が即位され、初めて迎えるその誕生日。

本年は、本日が振替休日となります。

誰かが残した遺言であろう、歴史、伝統、文化。それから、探ってみよう。

独断と簡略ですが。歴史については。戦後、「明治天皇と日露大戦争」の「総天然色・シネマスコープ」が、製作上映され、結果。国民的映画として、大衆観客に歓迎され。その熱気は、昭和天皇の全国行啓幸を支援したであろう。

祖父の時代を、見知らぬ過去の国難を。二桁三桁の国民が、一堂に会して、共有共感するは。映画という芸術の特性が、平和になったればこそ。

諸外国に配給もされ、過去の歴史を、情報知識として、広範に流布されるに至った。それは、青少年にとって、多大な関心の対象になった。

歴史入門に、容易だった。

日清・日露の勝利は、結果論。でも、昭和、戦後生まれの私には。それでいい。「国体護持」は、延命され、祖国は亡国ならず。

大正デモクラシー」に隠されたとはいえ。水面下、帝国列強の軍拡と軍縮会議は対峙しつつ、関東大震災の患難を乗り越え。昭和へとなだれ込んだ。

核被曝と終戦。「玉音放送」のご聖断は、東京オリンピック開催、及び霞ヶ関超高層ビル建設等で、肯定された。

それらは、皇室の、歴史、伝統、文化。各々に係わる、関わる。国民との両輪の前進、証でもある。

平成天皇は、軍事的権能から離れて、学究に進まれた昭和天皇に代わって。沖縄を始め、戦時中の戦跡を巡り、慰霊と友好の旅とし、国民の総意を公務として果たされた。更に、頻繁に及んだ自然災害の列島各地に、膝付き合わせて被災者と話された。

新たな令和天皇は、この国の行く末。どのように向き合って歩まれるのだろうか。

学業の論文、留学先でのそれも加えて。交通と、水にかかわる見識。

日本人は、「水と安全はタダだと」思っている。言われて久しいが。

昨今、水という日常生命維持の要件。その重要性と確保が、地球規模で、浮上してきた。勿論、海からも。

今上陛下が、培い蓄えた学識。海外渡航の見聞。諸外国が抱える現状の課題。その難問に応える、よい位置に在られる。と、おもわれる。

それは、幸先よい門出です。