かいふう

近未来への展望や、如何に。

ある時代

石原慎太郎、元都知事、死す。

________________________________

________________________________

彼の作家デビュー作「太陽の季節」、ヨットという大道具を使って。

湘南の陽光。でも、そんな若者たちが、果たしているんだろうか。

居ないから。小説で書いちゃったんだろう。描写しちゃったんだ。

それを、可能足らしめた、二十代前半が若者の出現。

狂った果実」で、知らしめ、地歩を固め。

その入江の海岸線に延長、大磯ロングビーチがあって。

そこに、一度は行ったであろう。園長の沢田美喜が運営する、「エリザベス・サンダースホーム」。

財閥の家系に生まれた彼女が、外交官が夫君の承諾を得て。敗戦が孤児、彼らを引き取って、ママとして、活動。

切手にもなった、緑と橙が基調の湘南電車が、遠景霊峰富士を背景に、走る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

文壇が、そういう彼を、待望してたか。戦後の才能。

石原裕次郎が主演、「太平洋ひとりぼっち」。モデルがいる訳ですから。

ヨットが無風で洋上漂うシーン。兄貴の慎太郎の尺力や、アドバイス。見てて、チラッと感じました。

-----------------------------------------------------------------------------------

「NOといえる日本」の共著。先鋭的に、強い発言をされて。驚きました。

首都の長とはいえ。公金で、沖縄の南の島を、突然買ってしまった。

これにも、また驚いた。国を差しおいて、跳び越えて。そんな事できるのか、と。

ヨットで培った、海洋国家日本。「美ら海」への。それへの、執着というか。国防意識。

ひとつ先の年代、を感じました。

定例会見での、ディーゼルの排ガス粒壜を持っての、規制対策。わかりやすかった。

東京直下型、地震対策。サツマイモの形の都下。連想するは、関東大震災の下町ですが。西部、青梅も直下ですから。戦後の老朽化した、分散せる公的施設を、例えば立川合同庁舎等に集約統合して、機能性安全性を確保した。

墨東病院が東部。匹敵する、多摩総合医療センターメディカルキャンパス等。

先手の対災害施策は、石原都政の遺産として、機能している。

東京オリ・パラを見越しての。外郭環状道路と、その地上部、都道の併用建設計画。

案件をば、区民市民が討議にて。凍結解除、地下40mを掘削貫通のゴーサイン。

彼の、環境庁長官及び運輸大臣が見識、キャリアが生きています。

 

超高層庁舎。その真下が広場で、彼が講演を、聴きました。一度、生で観たかった。

拉致問題で、日本海を訪ねての、後。

被害者の家族が登壇、写真パネルを各自抱えて訴え。首長が周り、私服の警官が数いた。

_______________________________

元首相がモデルの人物論。その書名「天才」からして。マスコミの扱い方も、極めてる。

彼がご子息、複数が国会議員ともなれば。深慮遠謀な、著作です。

でも、その書名、的を射てます。

________________________________

都議会との対決で、議論。その直後の、マスコミとの会見。

公務員も、ウソつきますから。

質疑応答で、知事と、党議員。答弁、どうするか。

言ってる本人も、都知事は公務員。取材攻勢を、かわす為にか。

という事は。

作家は、毎度。美しいウソは、虚構が芸術。許される。

しかし、税金で賄う、公務員。選ばれたからとて。血税で、飯食わせてもらってる都民に、嘘はつけない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そこら辺。二足の草鞋を履く、を感ずいてても。タレント溢れる有能知事なら。

追求するは止めよう。しまい。

同じ発言でも、石原さんだと、意味深に、受け取る。

-------------------------------------------------------------------------------------

それは、やはり。彼自身が、発信力を持っていたし。それを温存してた。